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トークサバイバー3、期待を下回ってガッカリした

楽しみにしていたトークサバイバー3を見終えた。

芸人のフリートークとドラマをミックスさせるコンセプトってありそうでなかったし、このフォーマットは意外と長く使えるんじゃないか?と期待していたコンテンツだけど、今回がひとまずのラストらしい。

残念だな…と思いながら結局一気見をしたけど、率直なところ…終わるのは仕方ない、むしろ英断だと思えるないようだった。

これは僕の感性が錆びてきているのかもしれないという不安もあるけど、そこも込みで色々と思うことを。

トークサバイバー3について

『トークサバイバー!?トークが面白いと生き残れるドラマ?』(英題:Last One Standing)は、Netflixにて配信されているドラマバラエティ番組。制作元はNetflix。企画演出・プロデューサーは佐久間宣行。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC!

https://www.youtube.com/watch?v=jq7GLlZvhbw

https://www.netflix.com/jp/title/81484461

トークサバイバー3に思う事

正直…60点ぐらいだった

率直なところ、全般的にイマイチだった。

予算をかけまくった深夜テレビを見ているような感覚というか、ドラマもフリートークもやっつけ感を薄く感じてしまったというか…。

今までが良かったから期待値が上がっていたのかもしれない。そのせいでそれを超えられないから面白くないと感じてしまったのかな…というのがあるけど、平均点より少し下ぐらいの面白さだった。

だから掘り下げるほど、悪口に近いものしか出てこない。

トークがそれほどだった

トークで笑わせるというのが1つの軸でありテーマの作品。なのに、そのトークがイマイチ面白くない。つまらないとまでは思わないけど、面白い!とまでもいかない。

事実、何の話をしていたか全く覚えていない。

個人的にいただけないのが、安易に下ネタに逃げる感じが好きじゃない。下ネタはある程度面白い。面白いけど、だからこそ軽いというか、薄いというか。誰にでもできるやんと思ってしまう。昼間の帯をやるぐらいの腕がある人でも下ネタで押してきたのがとても残念でもあった。

流れの中で糞を食ったとか言っている人も居たり、苦し紛れとはいえ、小学生のような事を言うんだな…とガッカリもした。

そういう意味で全般的にトークのレベルが低いな…と感じてしまう内容だった。

ドラマも意味不明だった

ドラマパートはせめてシリアスであってほしいと思っていたけど、そこもふざけ始めていたのがガッカリだった。

今までの流れを踏襲したい、タイムリープを入れたいってのはまだわかるとして、漫画の要素を入れたい、やくざ要素を入れたいなどとドラマパートもふざけてしまい、ずーっとダラーっとしている空気が漂っていた。

ドラマで緊張感を保ち、トークでふざけるというふり幅がコンテンツの魅力だと思っていたけど、ドラマもトークもふざけるとなると、結局はどちらもふざけるだけの学園祭コンテンツに思えて仕方がない。

話が理解できないというわけではない。そういうわけじゃなくて、ドラマパートが無茶苦茶になった感があったので、それで全体が崩れた気がして仕方がない。

残す人選に疑問もあった

こればかりは仕方がないんだけど、話が進むにつれて誰を残すのかという選抜にかけられる中で、納得のいかない人選になることがある。

序盤での落選にはぶっちゃけ納得感しかない。トークとしても強くはなかったし。

ただ、終盤の人選にはトークで選抜したのかに疑問を感じた。前作と前々作では感じなかった違和感。個人的な感覚だけでしかないけど、あるコンビが二人とも残ったことと、ある貧乏エピソードを語れる芸人が落ちたことは、今でも謎。

貧乏エピソードに関してはまだまだありそうだったし。でも落とすのか…と疑問しかない。

良くも悪くもゴッドタンなんだな…と

元テレ東の敏腕演出家の佐久間さんのコンテンツのトークサバイバー、今もテレ東でゴッドタンを作っている人ということもあって、おぎやはぎのキャスティングはある程度納得できる。加えて、終盤で劇団ひとりが復活したのでゴッドタンで固めた感がある。

これは逆に言えば、千鳥に全てを任せきることができない不安の表れでは?と思う部分もある。

個人的には、劇団ひとりの存在こそがトークサバイバーにおける肝だと思ってる。

シリアスな演技ができる、その演技を維持しながらトークパートができる。そういう存在が不可欠だったんじゃないかな?と思っている。終盤の劇団ひとりさんが出てきて以降は「そうそう!これこれ!」と思いながら見れた。

自分がそういう感想を持ったということは、縦軸で出ている千鳥大悟さんの作る空気では物足りなかったという事だとも思っている。

あの劇団ひとりさん以降のパートがなければ、なんだこれ…?ともっと酷評めいたことを書いていたと思う。

そんなわけで…

トークサバイバーが終わることは残念ではあるけど、終わるのは仕方がないよな…と思う部分もある。

トークが弱くなっていたし、ドラマも荒れまくっていた印象があるので、これを続けたとしても、成立しない気がしているし、このコンセプトを成立させるためには、軸に置くべきは劇団ひとりさんだと思うので、今更路線変更をするぐらいなら一度終わるのが正解だと思う。

ネットフリックスに芸人が主役で、トークとドラマを軸にしたコンテンツが根付いたらいいのにな…と思っていた分、ちょっと残念。

でも、佐久間さんならきっと新しい何か、面白い何かを作ってくれるはずなので、そこに期待して、待ちたいと思う。