2024年8月の大暴落での失敗を成長の糧にできた

日経平均がまた爆下がりした。先日も大暴落と呼べる局面があったが、今日は当時ほどじゃないにしろ、暴落と呼ぶにふさわしいレベル。

前回は下がる株価をただただ茫然と見送っていたけど、今回は下げ相場でもちゃんと利益を出すことができた。前回の損失分を補填できる勢い。ありがたい。

そこから思うのは、「損失した場面で損を出さないためには？」を考えておくことの大切さ。

大暴落での失敗を成長の糧にするまでの経緯

前回の暴落時、投資と言う世界の片隅で細々とお金を投資していた自分にとっては目を疑う出来事だった。

気が付いた時にはすでに過去最高の赤字を出している状態。損切をすべきか？と悩んだけど、まあ大丈夫、また戻る…と根拠もなく信じ込んでいたら、週明け月曜日にさらに大暴落でもっと損をした。そこで相場の事を考えるを一度辞めた。触るのが怖くなった。

そんな大暴落のさなかに、儲けを出している人がいた。Ｘでとてもシンプルな投稿がされていた。

「オプションで10万買っていた人はこの暴落で1億円儲けている」というもの。

その手法がどういうものかというより、この下落相場で大きく儲ける人がいるという”事実”が自分の価値観を変えてくれた。

損をしたのは、こういう局面でもお金を増やす方法を知らない自分の不勉強のせいだ…と。

あのマイナス局面で儲けるには？ということで、チャットGPTや検索エンジンを使って調べてみたところ、いくつかあるにはある。その中で自分が使えそうな手法が１つあった。

さすがに暴落時に10万円が1億円に！なんてものじゃないけど、下落相場でシッカリと資産を増やす手法であることは間違いがない。もちろんそれ相応のリスクはあるけど、使わない手はない。

幸いなことに、それは自分の投資スタイルの中に組み込むことができる。

そして、そろそろ下落相場に来そうだな…ということで9月に入ってから下落に備えて仕込んでいたら、想定外の大暴落が来た。

おかげで1日あたりの自分が出した利益額を更新できた。前回の暴落時の損失を補填できそう。

たまたまうまくいっただけという見方もできなくもないぐらいに上出来な展開だけど、自分はこれを”成長”ととらえたいと思っている。

損をした時には現実逃避気味に相場を眺めていたけど、そういう場面でも得をしたという事実を知ったことからそれを学ぼうとし、そして、取り入れて、実際に結果が出た。

この経験から「上達サイクル」「成長サイクル」を回すことの大切さを知る良い成功体験になったと思っている。

自分が失敗した局面でも正反対の結果を出している人がいる。つまり、成功した人がいる。必ず居る。人類の歴史の中でそれが前人未踏のことのほうが少ない。

その前提に立って、成功した人を探してみる。どうやったのかを調べてみる。そして、それを取り入れてみる。

失敗した…と思った時にやるべきことはこれなんだと、改めて知ることができたと思っている。

そして、それによって望む結果が出た時に「あの失敗をしてよかった」と思えるのであって、このサイクルを持たずして失敗が成長の糧になることはないはず。

失敗をしたなら、そこで成功した人を探しだし、どうやったのかを特定し、それを自分に取り入れる。

これを徹底する意識がとても大切だし、その結果として”稼ぎ”などの結果がついてくるのかもしれないということを今回の体験を通して学んだように思う。

それは何も投資の局面に限らない。

恋愛でも、失敗したら「失敗しちゃった」で終わりにしていてはいつまでも同じ失敗を繰り返す。同じ局面、同じような状況でも成功した人が居るという仮説を立てて、その成功者を探し、その人が持つモノは何かを探す。

それを取り入れる。それが失恋を成長の糧にするということなのだとも思う。

違う見方をすると、自身が失敗した局面やうまくできない事に関して、それの成功者や成功した手法を探すために読書があると捉えることができると思っている。書籍という形で体系立てて、具体的にその手法を教えてくれているのだし。

そんなわけで、結論的に言えば、失敗を成長につなげるサイクルって本当に大切だな…と思ったよってことを書かせてもらいました。