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W杯北中米大会アジア最終予選 サッカー男子日本代表の対中国戦、良かった!

サッカー男子日本代表のW杯最終予選の第一戦目、中国戦が行われた。

<ワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選:日本7-0中国>◇5日◇C組◇第1戦◇埼玉 https://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/202409040001814.html

結果は7-0の大勝というこの上ない良い結果を手にして、いいスタートを切れたと思う。そして、この一試合は試合の結果だけではなく、他のトピックもあって色々な思いを抱きながら見ることができたし、そして、それも含めていい結果で終われてよかったと思っている。

サッカー日本代表戦で思った3つのこと

求める結果の中で最も良い結果を手にできた試合だと思う。良すぎて逆に課題があまり見えなかったという意味では、成長の糧となったのかは微妙な試合だったんじゃないかな?とも思う。

それでも次のような点では大きな収穫だったと思う。

2列目問題の解決策

今回の日本代表は3バックで布陣を組んでいた。厳密には守備時は両サイドが落ちて5バック気味になり、攻撃時には高い位置を取りウィングのような動きをするという両サイドに高い運動量を求める布陣。

森保監督がサンフレッチェ広島で無双していた時の最終形とも言える布陣がこれだったと記憶しているけど、Jをあまり追ってないのでそこは自信がない。

とにかくこの3バックを試して結果を出すと言うところで成功していて、特に2列目に4人並べるという今回の布陣は、日本代表の豊富な前線を有効活用するための最適解だとも思う。

機能不全に陥らずに、うまく成功させてほしい。ハマると絶対にもっと面白いチームになる!

中国代表がすごく成長している

数年前から、中国代表はすごく強くなっている。

今回は大勝できたけど、直近2試合は1点差、2点差での勝利。とにかく守備が良くなっている。守備が良いということはチームとしての決めごとが徹底されており、なおかつ辛抱強くなっているということだとも思う。

要はチーム力が上がっている。

今回も苦戦するかな…と思ったけど、思いのほかの大勝となった。多分2列目に4人配する布陣で来ることをあまり想定していなかったんじゃないかな?と思う。

ただ、そういう大敗確定のような試合でもラフプレーが見られなかった。殴る蹴る、削る、怒鳴るみたいな荒いプレーが目につかないあたりは、数字では見えなくても大きな成長だと思う。

伊藤純也が活躍して本当に良かった

何よりものトピックは伊藤純也の代表復帰。そして、ちゃんと結果も出したこと。これ以上ない復帰となった。

https://mainichi.jp/articles/20240903/k00/00m/050/275000c

これがもし活躍をせずに終わっていたら、「代表復帰おめでとう!次頑張ろう」ぐらいのふわっとした歓迎で終わっていたし、それは同時に「伊藤純也、もう代表は無理なのかな?」という疑念を呼んでいたかもしれないけど、そういったものを一切搔き立てない完全復帰。途中出場ながらアシストもゴールも記録している。

だからこそ思うのが、伊藤純也がずっとチームに帯同できていれば、要するにでっち上げのデマを週刊誌が書いたことによって、伊藤純也を代表に呼ばないという選択肢を取らざるを得なくなったあれがなければ、アジア杯は結果が変わっていた可能性が十分にある。

デマで伊藤純也という人間のキャリアを汚し、なおかつ代表が栄誉をつかむ可能性を落とさせたというのは本当に罪深い。

特に気になる2つのこと

日本代表の二列目

改めて思うのが、日本の2列目問題。

世界的に才能がある若手として認知されている久保建英、世界屈指のドリブル技術を持つ三苫薫、スピードスター伊藤純也、高いシュート決定力を誇る南野、中距離からのミドル砲も持つ堂安、他にも前田大善、中村…とえげつない選手が綺羅星のごとく居るのが2列目。

そこをどう活かすのかを考えると、やはりそこに多くの選手を配置するという以外の答えはないと思う。

 

そうなると両サイドの運動量が増えるので、チーム力を落とさないだけの両サイドの先発と交代枠で計4人が必要。

左は三苫はファーストチョイスとして、交代として前田大善で目星がつく。どちらを先に出すのかは戦略によるだろうけど、どちらが先で、どちらが後から出てきても相手は吐きそうになるはず。

右は伊藤純也と久保建英、もしくは堂安といった3枚体制なのかもしれない。タイプが違うので守備側は混乱必至だと思う。

伊藤純也を警戒してスピードのあるSBを配置してみたら、視野が広く何でもできる久保が出てきておもちゃにされるかもしれないし、逆に久保を警戒して対人守備の高いSBを置いてみたら伊東のスピードと運動量でズタズタにされるかもしれない。

久保は真ん中が好きらしいので、真ん中に久保と南野が並び立ち、久保がゲームを作り、南野がシャドーで守備の隙間をつねに狙う動きをするという事も想像できるしで、楽しみが広がる。

 

問題はボランチより後ろの人材。特にDF。最近のサッカーは前線はガチガチの相手守備網に絡み取られるので、DFまでボールを戻して、DFがパスを配給して組み立てなおすというサッカーが主流になっている。つまり、足元とパスが上手いDFが求められる。もちろん高い守備力がある前提で。

そうなると富安とバイエルンの伊東はファーストチョイスで、残る1枚を誰?という状態になるし、怪我をしやすい富安のことを思うとあと2枚は先発級のDFが欲しい所。

今回の中国戦でも、中国FWの前線からのプレスでDFが混乱する場面があったので、あれでは強豪国相手に心もとないし、DFが3枚ではまずいとなると、どうしても2列目の4枚を1枚減らして、DFは4枚にしようという話になってくるはず。

そういう意味では2列目の4枚を確立するためにDFの3枚の成立が不可欠で、そこが今の日本にできるのかな?というところが謎で、とても興味深いな…と思っている。

伊藤純也問題

やはりサッカーファンとして伊藤純也の復帰はうれしいし、週刊新潮の報道は看過できない部分がある。

今回は相手側の女性が不起訴としたことで手打ちになった感があるけど、そもそもなぜ訴訟にまで持っていけると確信を持てたのかが未だに分からない。不起訴までの経緯を見る限り、新しい証拠が出たのではなく、すでに出されている証拠すら不十分で、事件として立証することが初めからできていないような印象がある。

伊藤純也側も潔白の自信があるから相手側を名誉棄損で億単位の賠償金を求めていたが、もし被害者側に絶対的な自信があるならそれに屈せずに裁判で争うことができたのに、そうしなかった。正しくはできなかった。週刊誌はこの事件を報じた時には自信があるとかいってたが、不起訴となりましたで終わり。これが解せない。

週刊誌は出来事が事実かどうかよりも、”そういうことがあったと言っている人が居る”という事実を報じたにすぎないという理屈らしい。

河童がいるという人が居たので、河童が居るらしいと報じました。河童を見たわけではありませんし、そんな報じ方をしたつもりはありませんみたいな論法。正論だけど、裏付けをもっと取ってから報じても良い話では?と一般人の僕としては思うところ。他人の人生を左右してしまうんだから。

好意的に見れば、啓蒙や啓発の意味があるので報じているという側面はあると思う。あの人はこういううわさが立ってますよと報じることで、その人に近寄る人が警戒するようになる。もし噂が事実の場合、その啓蒙啓発によって救われる人がいるかもしれない。

それでも犯罪を犯したらしいよって噂を広げる、それで商売をする、でも嘘でした、嘘でしたが噂があるって言っただけだし、噂は確かにあったんだし…って逃げ方はおかしいと思う。

災害時にデマツイートを何も知らずに拡散しているバカと変わらない。役に立たないどころか誰かの人生に悪影響を与える。でも、「知らんやん、そういうツイートがあっただけなんやし」で押し通すのは無理がある世の中じゃないのか?と。確信を持てないなら広げるな!が今の常識では?と。

 

伊藤純也という人間の持つ能力、今までの彼の行動によって培ってきた信用、そして、それを理解している周囲による支援によって無事に元のルートに戻ってこれたとはいえ、これはひとえに彼と周囲のおかげ。

週刊新潮を謝罪して終わりみたいには割り切って見れないな…。

そんなわけで…

サッカーの話なのに、なぜか伊藤純也のキャリアの邪魔をした週刊誌への憎しみが強めに出てしまっているが、それぐらいに個人的にははらわたが煮えくりかえっている。

これに関しては松本人志さんを性的加害者として報じた文春に対しても同様か、それ以上にはらわたが煮えくり返っている。

裁判で事実かどうかを明らかにしようや!ということで今年は進んで言っているが、時間がたつほど、参加したことがあるけどそんな事はなかったという人が出てきたり、初っ端に報じた事件の当事者のA子さんが被害に遭ってないし記事にしてとも言ってないと言ってるという記事を最近見た。

元編集長がこの事件を旧知の刑事さんに言ったら、これは今(その事件について話した3年前当時)の基準だと物的証拠がないので事件にできないと言われたから事件化はされてないが、それならということで文春で裏付けをとって記事にしたと言っていた。

https://www.youtube.com/watch?v=cfDcXJptmQo&t=2761s&pp=ygUV5paH5pil44CA44Oq44OP44OD44Kv

でも、弁護士や元警察と言われる人たちが口をそろえて、物的証拠がなくても被害者の内容に真実性があれば事件にするし捜査もする。3年前とか関係ない。昔から性被害事件は状況証拠でも信ぴょう性があれば事件にしているとして反論している。そりゃそう。性被害事件で物的証拠が確保できるほうが少ないもんね。

最近見かけた記事によると、文春側は腰が折れかけている。和解に持っていこうとしているだとか。

ふざけんなよ!と。

先日、20個の証拠があるとして裁判所に提出したと文春は大々的に報じたが、何が証拠化と言うと自分たちの週刊誌記事が証拠だと言っているのだとか。俺が俺である証明は、だって俺だから。みたいな。

で、文春は和解に向けて交渉しているだと…!?

一部では松ちゃん側が歩み寄っているというのも見るし、松ちゃん側は徹底抗戦で和解を拒んでいるとも見るし、実際は水面下での出来事なのでわからないけど、和解?何を言ってんだよ、と自分は思う。

週刊誌側は徹底的に松ちゃんを貶める報道をして、真実だと堂々と言ってきたあれはなんだったんだ?と。松ちゃんはキャリアを落としかねない状態になったんだから、文春も存続をかけて白黒つけるのが筋だろう?と。

松ちゃんを応援している側けど、もし記事が真実なら松ちゃんが引退になったとしてもやむをえないと思っている。それぐらいの覚悟を持って応援しているが、事件についてグレーでの決着は勘弁してほしい。それは黒の可能性を残す決着であって、スッキリ終わったとは言えない。ちゃんと白黒をつけてほしい。

そのうえで、事実や真実を報じるのは賛成だけど、嘘や信ぴょう性のない話を報じて、誰かのキャリアを蹴落とすのは絶対に違う。そんなことがまかり通って言い訳がないと思う。

 

だからこそ、伊藤純也が潔白が証明されての復帰はうれしい。

事実に反する報道をされたならちゃんと元の場所に戻るべきだし、それが当たり前。その当たり前を体現してくれた伊藤純也という存在が誇らしい!

これからもより一層、伊藤純也を僕は応援していきたい!

よく耐えて、よく復活してくれた!ありがとう!!という気持ちをいっぱい詰めて応援したいと思う。